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Outlook Expressで本文をBase64エンコードさせる方法



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Windows版Outlook Expressでメールを送信した場合、本文まではMIMEエンコードされません。そのため、通常のJIS(7bit)メールであれば問題は起きませんが、UTF-8のような8bitのメールを送信したい場合に、問題が起こる可能性があります。

本文までBase64もしくはQuoted-Printableでエンコードしてあげれば問題ないはずですが(受信側のメールソフトがそれに対応している限り)、Windows版のOutlook Expressのデフォルト設定では、これができません。下記に設定方法をキャプチャー入りで説明します(Outlook Express6.0及び5.5で確認しました。それ以前のOutlook Expressでも同様な設定が可能かどうかは分かりません)。なお、本文を下記のようにMIMEエンコードするように設定した場合、対応していないメールソフトでは文字化けする可能性がありますが、こちらのページのテストで使用したメールソフトでの対応率は100%でした。

.Outlook Expressを開いて、メニューの「ツール」→「オプション」をクリックします。

.左のような画面が開きますので、赤丸で囲んである「送信」タブをクリックします。

.送信タブが開いたら、今度は赤丸の「メール送信の形式→テキスト形式の設定」をクリックします(「メール送信の形式」は「テキスト形式」のラジオボタンを選択している場合。また、この設定を推奨します。HTMLメールは何かと嫌われることが多いです。)。

.左のような画面が開きますので、メッセージ形式はMIMEが選択されていることを確認します。さらに、「エンコード方法」が「なし」となっているのを、「Base64」もしくは「Quoted Printable」を選択します。選択後は「OK」ボタンを2回クリックして、設定を終了してください。

以上のようにして、Windows版のOutlook ExpressでもBase64もしくはQuoted-Printableで本文もMIMEエンコードさせることが可能です。もちろん、受信側のメールソフトが本文もMIMEエンコードされているケースを想定していない仕様の場合は文字化けしますが、私がこちらのページのテストで使用したメールソフトに関して言えば、そのようなソフトはありませんでした。

ただ、そうは言っても、通常のJISメール(ISO-2022-JP)を送る際にも本文をBase64エンコードしてしまうのも、いたずらにリスクを増やすだけですから、UTF-8のメール送信時だけこの設定にして、送信後はまた元の設定に戻すという方が懸命かもしれません。

ネットスケープ系メールソフトでは、「8ビット文字を含むメッセージに関しては・・・」と選択可能なのに、Windows版Outlook Expressでは一度この設定にしてしまうと、JISメールのような7bitメールに対しても一律にBase64もしくはQuoted Printableエンコードしてしまうので、テストした限りのメールソフトでは大丈夫でしたが、確かに不安になりますね。このページで紹介した方法は一時的な設定と考えてもらった方が良いかもしれません。



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