プロバイダのオプションサービスでも続々登場
「URLフィルタリングサービス」


フレッツ

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プロバイダ名サービス名内容
Asahi-neti-フィルター 月額210円(税込み)。専用ソフト(デジタルアーツ株式会社が提供する専用ソフト「i-フィルター Active Edition」)をダウンロード・インストールして使用する。ただし、Macでは、現在のところ利用できないのでご注意※1。「小中学生向け」「中学生向け設定」「高校生向け設定」「個別設定」などの設定が可能。

ログインユーザーごとに「個別設定」が可能な機能がありますので、親と子供が1台の端末を共有して使用する場合でも、適切なWindowsユーザー名でログインすれば、異なる設定を反映させることも可能です。デフォルトの設定では、vectorなどのダウンロードサイトや、BIDDERS(ビッダーズ)などのオークションサイト・ショッピングサイトもブロックされてしまうため、、親が利用する場合に一時的にフィルター機能をoffにしておく(要パスワード)か、Windowsにログインするユーザーを親と子で分けた上で、上述の個別設定をを行う必要があります。

ログ閲覧機能や、使用禁止時間帯の設定、禁止単語の設定など、基本機能は非常に充実しています。proxy(プロキシ)の解除が不可能なように、フィルタリング中は、IEのインターネットオプションの接続タブは非表示になる仕様になっています。i-フィルターが、日本PTA全国協議会推奨商品であるとうのも納得の高機能です。


※1 Internet Watchの2003年12月9日の記事(http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2003/12/09/1426.html)によると、2004年2月17日よりMac版も提供するそうです。ただし、具体的に、どのプロバイダでMac版が提供されるのかは今のところ不明です。
TikiTikiインターネット TikiTikiインターネット i-フィルター 月額210円。「i-フィルター Active Edition」を採用。
BiglobeWebフィルタリングサービス

Mac OS Xにも対応(2006年3月31日でMacの場合、新規募集停止)

月額210円(税込み)。専用ソフト「i-フィルター Active Edition」をインストールするだけで、有害Webサイトの閲覧を制限することができるというもの。「i-フィルター」は前述のasahi-net@niftyでも採用されています。

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DION有害サイトブロックサービス 無料。ブラウザのproxy設定を行うことで、フィルタリングが可能になるタイプ。FAQによると、プロキシーサーバの設定を子供には見せないように出来るかはブラウザ依存だそうですが、どのブラウザで可能かどうかは不明です。これは簡単な方法ではできないように思います。

OCNOCN有害サイトブロックサービス 月額210円。専用ソフトをインストールすることで利用可能(インストールするパソコンの数だけライセンス料がかかります)。設定の変更、フィルタリングサービスの停止、プログラムの削除には、すべて保護者が事前に設定したパスワードが必要であり、掲示板への書き込みを禁止したり、子供が見たページを後で親がチェックすることも可能。


のように、プロバイダの提供するURLフィルタリングサービス(有害サイトブロックサービス)には、2種類あります。単純なブラウザのproxy設定と、「i-フィルター」などの専用ソフトを利用したより高度なフィルタリングです。前者の場合、料金が無料であることが多いですが、子供でも多少知識をつければ、簡単に設定を触ることができる( = proxyを使わずに直接インターネット接続する)という欠点があります。また、有害サイトのリストを自分では編集できないのも、大きな欠点です。ブロックして欲しいサイトを追加できませんし、逆に、ブロックして欲しくないサイトまでブロックされても、対処方法はproxyを使わずに接続する以外に方法はありません。

一方、「i-フィルター」などの専用ソフトを使う場合、料金が月額210円もしくは315円ほどかかります。無料ではありません。また、Windowsでしか利用できない場合が多いようです(Macでも利用可能なソフトを提供しているプロバイダは、調べた限りではBiglobeしかありませんでした→Biglobeも2006年3月末でMacユーザーに対するサービスの新規募集を停止)。また、Windowsに常駐する形になりますので、多少Windowsが重くなる可能性があります。

ただ、Windowsユーザーであれば、後者の「i-フィルター」などの専用ソフトを使ったフィルタリングサービスがお薦めなのは言うまでもありません。月300円と子供の将来とでは比べ物になりませんから。

次のページでは、ソフトウェアを購入してフィルタリングを行う方法の紹介を行います。


目  次
プロバイダのオプションサービスでも続々登場「URLフィルタリングサービス」
ソフトウェア(アプリケーション)をパソコンにインストールするタイプ
自分のプロバイダでフィルタリングサービスがなくても大丈夫。「親子ネット」など
導入に先立って、親子の信頼関係を損ねないために考慮すべきこと
ブロック漏れや過剰ブロックの危険性を考える
フィルタリングの意義を考える上で役に立つリンク集
連絡先(メール)

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